再開後には、TRACY SPORTS with DELTAの2台が接触してしまい39号車エアバスター WINMAXがハーフスピンするまさかのシーンも。この争いを制しトップに立った38号車TRACYSPORTS with DELTAがリードを守りポール・トゥ・ウインを飾った。39号車エアバスター WINMAXは2位、15号車岡部自動車は3位でチェッカーを受けている。
ST-4クラスは、ポールの41号車エアバスターWINMAX GR86と2番手の3号車ENDLESS GR86が序盤からハイペースのトップ争いを繰り広げる。しかし、レース中盤に41号車エアバスターWINMAX GR86がコースオフの影響で車両にダメージを負ってしまい戦線離脱となった。単独首位となった3号車ENDLESSにも、ピット作業違反によるドライブスルーペナルティが課せられるが、そのタイムロスを覆し優勝を飾った。2位には5番手スタートから好ペースで周回を重ねてポジションアップした884号車シェイドレーシング GR86が続き、3位には66号車odula TONE MOTUL ROADSTER RFが入った。
ST-Qクラスの32号車ORC ROOKIE GR Yaris DAT conceptは、ST-2クラスの3台に続く総合10位で完走。28号車ORC ROOKIE GR86 CNF conceptは終盤、佐々木栄輔にチェッカーを受けさせるべく、ピットでセット変更を行いながらも総合20位でチェッカーを受け、271号車Honda CIVIC TYPE R CNF-Rはリタイアとなった。