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シャネル「レ ゼクスクルジフ」にインテンス フローラルの新作香水が登場 1932年発表のネックレスから着想

2024年04月20日 00:01  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com


コメット オードゥ パルファム ©CHANEL


 「シャネル(CHANEL)」のフレグランス コレクション「レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル」から、新たな香り「コメット オードゥ パルファム」(75~200mL 税込3万3000~5万7200円)が5月3日に登場する。

 レ ゼクスクルジフはシャネルの固有なスタイルや歴史に連なるフレグランスを展開し、香料の多くに同メゾンが特別にあつらえたものを採用。新たなフレグランス「コメット」は、同コレクション19番目の香りとなる。
 香りのタイトルになったコメット(彗星)は、メゾンの創設者ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chasnel)がインスピレーションソースにしていたもののひとつ。きらめきで女性の美しさを引き立てるものとしてクリエイションに影響を与えていた。シャネルの専属調香師オリヴィエ・ポルジュ(Olivier Polge)は「新作を手掛ける始まりはスターダスト(星屑)だった」と語り、「1932年のハイジュエリー コレクションで発表されたコメットのネックレスから、包み込むような肌の香りが浮かんだ」とコメントしている。
 コメットはインテンス フローラルの香調で、“自らの幸運の星が宇宙を導く”と信じる人のための香り。中心には旅する星「コメット」を思わせるフレッシュで繊細なチェリー ブロッサムが香り、ヘリオトロープが光の軌跡のグラデーションを彩るように続き、アイリスとムスクの星雲と溶け合う。豊かでパウダリー、複雑でありながらも洗練された宇宙のような香りは、レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネルの中でも個性を放つ香りとして加わる。ボトルはミニマリズムを追求し、ダブルCを刻んだ漆黒のキャップがタイムレスな魅力を添える。ボックスの側面には、香りのインスピレーション源にもなったコメットのネックレスのモチーフを流れるように模った。
 また、同コレクションの人気の香りのボティオイルが同日登場。アンバー ノートの「コロマンデル」、ホワイト ムスクが香る「1957」、なめらかなフローラルの「ガーデニア」、花の蜜のような「ベージュ」のボディ オイルを揃える。それぞれ250mLで価格は各同4万9500円。

■シャネル:公式サイト