自分の「推し」を馬鹿にされ、許せる人はいるだろうか。石川県の30代後半の女性(事務・管理/年収300万円)は推しを貶す発言が決め手となり、絶縁を決断したエピソードを振り返った。
女性が高校生のときに、同じアルバイト先の一個下の後輩と仲良くなった。卒業後も女性の友人を交えた3人グループでよく遊びに出かけていたという。しかし、その後輩には気になる点があった。(文:永本はな)
「今後も返事をすることはない」
後輩と女性の友人の3人で親しくしていたが、
「後輩は度々、私のことを下に見て貶す言動がありましたが、友人を巻き込んで面倒なことになるのが嫌だったので言われるがままにして過ごしてきました」
後輩は、女性のそうした気持ちもつゆ知らず、言動をどんどんエスカレートさせていった。
「15年以上の推しについてまで口を出してくる」
「あるLINEグループのトークで悪口を繰り返す」
そのたびに女性は否定していたが、「いちいち反応するのも面倒くさくなり、その話題を出してきても既読スルーを決め込みました」と、次第に対応を変化させていった。別の友人が見かねて後輩に注意するも、聞く耳を持たなかったようだから、既読スルーは正しい判断だろう。
「ある日、またその推しを貶すことを言ってきたので、後輩とはもう無理だ思い、そのLINEグループも抜け、後輩との連絡を断ちました」
その後、後輩から謝罪のLINEが届いたが「今後も返事をすることはない」とし、絶縁の意思は相当固いようだ。
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