手取り20万円以下で、生活が苦しい人からの切実な声が寄せられている。
青森県に住む50代前半の女性(流通・小売系/年収250万円/離婚・死別/子ども2人)は、手取りが「17万円」だ。正社員として働いているようで、「周りの仕事に比べるとこれでも給料は高いほう」だという。それでも「ボーナスがないとかなり苦しい…」と心境を吐露している。(文:林加奈)
「今より給料が下がるようでは暮らしていけないので…我慢我慢です」
「会社は就業時間と営業時間が一緒で、朝は就業時間15分前に朝礼をするので遅くても20分前には出社、帰りはレジ上げがあるので15分くらいは必ず時間オーバー。残業はパートは30分単位なのに社員は1時間単位」
と、残業代が支払われる仕組みに納得がいかない様子だ。それ以外にも、
「人間関係や待遇に不満があっても、今より給料が下がるようでは暮らしていけないので…我慢我慢です」
女性が勤務する会社では「ダブルワークも禁止されている」らしいが、「こっそり農家のバイトなどをして凌いでいます」と会社に内緒でダブルワークしていることも明かしている。そして、
「車がないと仕事にもつけないので車は必需品…ガソリン代も維持費も光熱費もカツカツ…。外食なんてほとんどできません」「灯油代がかかる冬場は本当に必死で節約しています」
と、地方ならではの事情も書いていた。
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8