ムンネさんはドゥルガプルから約25キロ離れたスルタンプールにある地域病院に運ばれた後、ウッタル・プラデーシュ州ラクナウにある大学病院「King George’s Medical University」に搬送され、レントゲン撮影が行われた。鉄の棒はムンネさんの心臓の両心室を貫通し、肺に達していたが、彼の心臓はまだ動いており、すぐに鉄の棒の除去手術が行われることになった。
身体を貫通しそうなほど深く刺さった鉄の棒は75センチあったそうで、45センチほどに切断しながら慎重に鉄の棒が取り除かれた。大出血などの危険性がある中、穴が空いてしまった心臓の両心室や肺を順番に塞ぎ、4時間の大手術を終えたという。インドのニュースメディア『Times of India』によると、今回と同様の手術はかつて日本で行われたが、その際に医師団は患者の心臓を一時的に停止させ、人工心肺装置を使用したという。今回のように患者の心臓が鼓動している状態で、人工心肺装置を用いずに手術を成功させたのは、同病院がアジアで初めてだったそうだ。
画像は『Talker 「Man survives falling on iron rod that pierced his heart and lungs」(Rare Shot News via SWNS)』『Báo Nhân Dân điện tử 「Cứu 1 người bị đũa đâm xuyên từ mũi lên não」(Ảnh Bệnh viện cung cấp)』『New York Post 「Man impaled on giant pole ― but he’s smiling about it」(CEN)、「Sleeping teen gets sickle lodged in head in freak accident」(Jam Press/Rare Shot News)』『Daily Star 「Builder gets 5-foot metal rod stuck up his bum after slipping off roof in a storm」(Image: ViralPress)』より (TechinsightJapan編集部 iruy)