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広瀬アリス主演ドラマ『完全無罪』に奥田瑛二と北村有起哉が出演。ポスター&特報が到着

2024年04月16日 12:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

『連続ドラマW 完全無罪』が7月7日よりWOWOWで放送・配信。新キャスト情報、ポスタービジュアル、特報映像が到着した。

同作は大門剛明の同名小説を大森立嗣監督がドラマ化したもの。自身も少女誘拐事件の被害者の1人である弁護士の松岡千紗が、同時期の21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」の冤罪再審裁判を担当するなかで、自分を殺めようとしたかもしれない容疑者・平山聡史と向き合い、「綾川事件」の担当であった元県警刑事の有森義男と再審請求審で対峙するというあらすじだ。千紗役は広瀬アリス。音楽は江﨑文武が担当する。

新キャストは奥田瑛二と北村有起哉。奥田が平山の有罪を信じ再審裁判で千紗と対峙する有森義男役、北村が少女誘拐事件の犯人とされながらも無実を主張する平山聡史役を演じる。

ポスタービジュアルは事件の舞台「怪物の家」で撮り下ろされた1枚。特報映像では、実際に物語の舞台となる香川県で撮影された場面が確認できる。

【奥田瑛二のコメント】
大森立嗣監督と聞いて二つ返事で「演る!」と答えた。いや、演ると答えてしまった。
傲慢不遜に言えば、「この作品は等身大からのデフォルメだ」と訳のわからない理屈をつけてその気になっていた。ところが、クランクインが近づくにつれ精神混濁状態、「どうすればいいんだ!この役・・・」平静を装い撮影開始となった。楽しい、辛い、嬉しい、苦しい、七顛八倒。NGのオンパレード、そんな小生を監督は優しく、強く粘ってくれた。助けられました。そしてもう一人、主演の広瀬アリスさんである。初共演である。彼女は主人公の弁護士同様、常にまっすぐな視線、難敵である台本を見事に演じ切った。彼女の存在感にも小生、救われたのである。兎にも角にも見事な作品に出来上がったことは言うまでもないのである。こんな私は有罪?無罪?

【北村有起哉のコメント】
WOWOWのドラマではいつも一筋縄ではいかない難しい役をいただいております。今回もやり甲斐のある役に挑戦させていただきました。しかもいつかはぜひ!と心にしまっていた念願の大森監督とご一緒ができまして、とても嬉しかったです。原作を読み返してだいぶ参考にしましたが、時には忠実に、時には独創的に自由に芝居ができたのも、緩急のある大森組の居心地が良かったからだと思います。そして広瀬アリスさんと2人きりで、何度か大変なシーンを撮りました。彼女のギリギリの震える演技がこちらにも伝播して、おかげで私も集中して演技をすることができました。
気軽に見始めちゃっても、もうぜったいに結末が知りたくなる、そんな物語です。最後の最後までどうぞ固唾を飲んでご覧くださいませ。