池田理代子「ベルサイユのばら」と、東京・マクセルアクアパーク品川がコラボレート。「アクアパークのばら-いざ美しき海の舞踏会へ!の巻-」と銘打ったイベントが、4月25日から6月30日まで開催される。
【画像】エントランスに出現する大階段“海の舞踏会”をテーマとするこのイベントでは、さまざまな趣向を凝らした水槽エリアを展開。エントランスは中世ヨーロッパの宮殿を思わせるしつらえで、豪華絢爛な大階段が設けられている。シャンデリアは本物ではなく、デジタルテクノロジーで表現されたもの。階段の両脇に咲く薔薇は、触れると“花びらが舞う”仕掛け付きだ。中央の水槽には、薔薇のように可憐ながらも棘を持つ「ハナミノカサゴ」が展示される。
「王妃のロイヤルバンケット」では22台のプロジェクターを使用し、ダイナミックな映像演出を展開。壁には宮殿の内装が、床面には花びらが絨毯のように投影される中、高貴な名前を持つ「ロイヤルデムワーゼル」「ロイヤルグラマ」、個性的な泳ぎが舞のような「へコアユ」「オイランヨウジ」などを鑑賞できる。また優雅な雰囲気が一変し、貴族相手に盗みをはたらく黒騎士が登場するサプライズタイムも。「ブラックゴースト」の水槽から黒騎士が姿を現し、宝石になぞらえた「ホウセキカサゴ」を攫っていく。
ローズガーデンをイメージした「追憶の花園」には、7つの印象的なシーンを題材にした水槽が登場。「キングエンゼル」と「クイーンエンゼル」でルイ16世の戴冠式、「ダイヤモンドテトラ」でジャンヌの首飾り事件が表現されている。「白薔薇のワルツ」は7つの円柱水槽と、全面がクリスタルの水槽が並ぶクラゲの展示エリア。水槽照明と球体LEDを音楽に連動させた約5分間のプログラムで、オスカルの優雅さや気高さ、彼女の葛藤や苦悩が表現される。
カフェバー「麗しのローズカフェ」では、「野菜のきれはしがほんのすこしういてるだけ…のスープ」など4つのメニューを提供。イルカたちによるパフォーマンスもイベント仕様でお届けされる。そのほか年間パスポートが当たるフォトコンテストや、閉館後の水族館にドレスアップして来館できる催しを開催。詳細はマクセルアクアパーク品川の特設サイトで確認を。
■ 「アクアパークのばら-いざ美しき海の舞踏会へ!の巻-」
日程:2024年4月25日(木)~6月30日(日)
場所:東京都 マクセル アクアパーク品川