その開始早々、バックストレートで87号車METALIVE S Lamborghini GT3がトラブルの影響かストップ。車両回収のため、セッション中断を告げる赤旗が提示された。87号車はFRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)車の牽引でピットに戻され、9時37分にふたたび走行が再開された。
セッションがリスタートとなると、シーズン開幕で多くのデータを集めるべく、各チームは精力的に周回を重ねる。公式練習は、その後大きなアクシデントなく10時30分に開始から1時間が経過。その時点でのGT500は昨年王者のau TOM’S GR Supraが唯一の1分17秒923で総合トップに立つ。
2番手には新型シビック・タイプR-GTを投入したホンダ陣営の8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTが1分18秒458、3番手には同じくホンダのSTANLEY CIVIC TYPE R-GTが1分18秒607、4番手にはニッサン陣営のMARELLI IMPUL Zが1分18秒701で続く。
GT300では、SUBARU BRZ R&D SPORTが記録した1分26秒119がクラストップとなり、K-tunes RC F GT3、JLOC Lamborghini GT3がトップ3につける。なお、開始直後にストップしたMETALIVE S Lamborghini GT3、アウトラップでピットに戻ったKeePer CERUMO GR Supra、9時45分ごろにピットロード出口でマシンを止めたPONOS FERRARI 296はピットガレージ内での作業を強いられことに。