◎本命:#36 au TOM’S GR Supra 〇対抗:#14 ENEOS X PRIME GR Supra △大穴:#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT
PP予想:#23 MOTUL AUTECH Z
公式テストのリザルトだけでなく、さまざまなチーム関係者の声を総合判断して、今年のGRスープラの評判は高い。特に36号車au TOM’S GR Supraと14号車ENEOS X PRIME GR Supraの2台が抜けていることからも、スープラと相性の良い岡山ではいつか見たことのある、2台による一騎打ちと予想。新しくチームに加入した36号車の山下健太、そして14号車の福住仁嶺のパフォーマンスも楽しみだ。
実際のところはわからないが、オフのパフォーマンスを見る限り、この2台と比べて、他のGRスープラ勢との差が大きいように見えることから、表彰台を争うのは100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTと23号車MOTUL AUTECH Zと予想。100号車は山本尚貴、そして牧野任祐のふたりはレースではひさびさの2ショットとなるだけに、ふたりにとっての復帰戦でいい戦いを見せたいところだ。
このことを踏まえながら考えると、ブリヂストンタイヤを履くトヨタGRスープラが優勢だと思われます。昨年王者の36号車au TOM’S GR Supraは引き続き強力な布陣を敷いており、今年も有力候補ではありますが、自分的にはこの岡山で2021年、2022年優勝を飾り、シーズンオフテストでも好調の14号車ENEOS X PRIME GR Supraを本命に推薦します。
そうは言っても決して無視することができないのがGRスープラ勢。とくにチャンピオンカーの36号車au TOM’S GR Supraは宮田莉朋が抜けたところに山下健太が加わりラインアップは依然強力です。ゆえに最後まで本命とするかどうか迷いました。福住仁嶺が移籍してきた14号車ENEOS X PRIME GR Supraの存在も、いい意味で頭を悩ませる存在に。一方、岡山がデビュー戦となるホンダ・シビック・タイプR-GT勢は、優勝を争う力を備えるのにもう少し時間を要すると見ています。