夫に不倫され、証拠もあるが離婚できないという女性は多い。50代前半の女性(福岡県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収400万円)も、かつてそうだった。
双子を妊娠、出産したあと育児にかかりきりになった女性はセックスレスに……。すると夫は、怪しい行動をとるようになる。
「別室に篭って長電話をするようになりました。ある日、元夫が入浴中に元夫の携帯が鳴ったので、会社の人ならと思い出たら、若い女の声」
怪しく思った女性は、気づかれないように探っていくと、「ぼろぼろ出てくる不倫の証拠」に衝撃を受けた。
「開き直って風俗通いやキャバ嬢と関係を持っていたようです」
不倫の証拠を探していくと、「高校の同窓会で実行委員を勤めた女性との写真や動画も出てきました」と明かした女性。夫の勤めていた会社の先輩や後輩が、女性に対して「よそよそしくなったのも、その頃からだった」といい、夫の不倫は会社では知られていたようだ。
証拠を掴んだ女性は本人に不倫を問い詰めると、「迷惑かけた」と最初はしおらしくしていた。ところが、夫がしていたのは不倫だけではなかった。
「『素人相手なら不倫だけど、プロ相手なら不倫にはならない』と開き直って風俗通いやキャバ嬢と関係を持っていたようです」
「気持ち悪いのが、風俗に行ったときに選ぶ相手が、私と同じ誕生日だったり、同じ名前だったりしたことです」
不倫に加え、風俗通いをしていたことも判明。加えて夫が罵ってくることが増え、「完全にDVに」なった。それでも女性は耐え続け、「17年苦しみました」と打ち明けた。双子の子どもが小さいうちは離婚しないほうが得策だと考えたのだろうか。その後、子どもを連れ別居したのちに、離婚。晴れて自由の身になった。
「元姑は離婚原因を知らされていなかったのですが、そのうちにバレてしまったようです」
元夫は自身の醜態を母親にだけは隠しておきたかっただろうが、悪事は必ずバレるもの。しかし高齢の母親は知りたくもなかっただろうから、気の毒である。
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