北国良人の単行本「屍と椿」が、本日4月10日に発売された。
【大きな画像をもっと見る】劣悪な環境で育ち、盗人として生きてきた青年はある日、“屍様”と呼ばれる大金持ちの噂を耳にする。屍様の屋敷では当主の恐ろしさに女中が逃げ出しているらしく、青年はその噂に自分の過去を重ね、屍様から金を奪うことに。青年が屋敷に潜り込むと、蔵の中には今にも死にそうな男・頼明が。彼こそが恐ろしい噂の元となっている屍様であり、頼明の身体は先祖から続く恐ろしい呪いによって朽ちかけていた。仕方なく頼明を介抱し、屋敷を去ろうとした青年だったが、頼明からそばにいてほしいと懇願され……。呪われても愛を忘れなかった当主・頼明と、彼に買われ、椿と名付けられた愛を知らない青年の救済を描くボーイズラブだ。