JR西日本「SLやまぐち号」5/3運転再開、牽引機関車はすべてD51形に

JR西日本は10日、「SLやまぐち号」を5月3日から運転再開すると発表した。5月と7～11月の土休日を中心に運転日が設定され、すべて蒸気機関車D51形が牽引する予定。JR西日本ネット予約「e5489」と「みどりの窓口」「みどりの券売機」などで発売される。


山口線の新山口～津和野間で運転される「SLやまぐち号」は、蒸気機関車に付随する炭水車の不具合で2022年5月から運転取りやめに。代わってディーゼル機関車が牽引する「DLやまぐち号」を運転してきた。「SLやまぐち号」の運転再開にあたり、「復活したSLやまぐち号」にご乗車いただき、迫力あふれる蒸気機関車と美しい沿線の風景をぜひお楽しみください」とJR西日本はPRする。



5月3日の運転再開に合わせ、出発式や車内販売などのおもてなしも実施予定(詳細は後日発表)。下りは新山口駅10時54分発・津和野駅13時7分着、上りは津和野駅16時12分発・新山口駅18時0分着で運転される(運転日によって時刻を変更する場合がある)。新山口～津和野間で途中の湯田温泉駅、山口駅、仁保駅(下りのみ)、篠目駅、長門峡駅、地福駅(下りのみ)、鍋倉駅、徳佐駅に停車。下りは地福駅で14分間停車(12時24分着・12時38分発)を予定している。



運転再開後、11月までおもに土休日の運転予定だが、6月は運転日を設定していない。牽引機関車はすべてD51形を予定している。5月3・4・5・11・12・18・19日の乗車分は4月22日6時から販売開始。5月25日以降の乗車分はそれぞれ乗車日1カ月前の10時から販売開始し、JR西日本ネット予約「e5489」の「事前申し込みサービス」も利用可能とのこと。（MN 鉄道ニュース編集部）