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横浜流星が吉沢亮の親友でライバルとなる歌舞伎界の御曹司役。李相日監督『国宝』

2024年04月10日 12:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

李相日監督の映画『国宝』に横浜流星の出演が決定した。

2025年に公開される同作の原作は吉田修一が2017年から朝日新聞にて連載した同名長編小説。任侠の一門に生まれ、数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄と、歌舞伎の名門に生まれ、跡取り息子として、生まれながらに将来を約束された俊介がライバルとして互いに高め合い、もがき苦しみながらも芸の道を極めていくというあらすじだ。喜久雄役は吉沢亮。脚本は奥寺佐渡子が務める。

横浜流星が演じるのは歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役。吉沢同様これまで踊りの経験がなかった横浜は、昨年3月よりまっすぐ歩くことから稽古を始めて撮影に臨んだという。

【横浜流星のコメント】
李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。
目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。

【李相日監督のコメント】
ひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。『流浪の月』では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません。