トップへ

仲野太賀×二階堂ふみが共演。岩松了作・演出の舞台『峠の我が家』が本多劇場ほかで上演

2024年04月09日 14:10  CINRA.NET

CINRA.NET

写真
Text by CINRA編集部

舞台『峠の我が家』が10月25日から11月17日まで東京・下北沢の本多劇場にて上演される。

同作はM&Oplaysと岩松了が定期的に行なっているプロデュース公演の最新作。ひと里離れた峠にある家を舞台に、そこに暮らす3人の家族と、その家を訪れた若者との出会いに端を発する人間ドラマが描かれる。

仲野太賀が岩松作品6作目の出演にして初の単独主演。共演者に二階堂ふみ、柄本時生、池津祥子、新名基浩、豊原功補、岩松が名を連ねる。

チケット発売日は8月24日。東京公演を皮切りに新潟、宮城、富山、愛知、広島、岡山、大阪を巡演する。

【岩松了のコメント】
峠にある家。それは社会から逸脱しているようにも見え、堅固に家を守ろうとしているようにも見える。その家に嫁いだ女は自身の居場所を見つけられずにいる。そしてその峠を越すために家に立ち寄ることになった男の自分を偽ろうとするその苦悩に激しい感動を覚え、恋に落ちる。
峠は文字通り、人が越えようとする自身の高みの形象なのかもしれない。
二階堂ふみには、女子高生(『不道徳教室』)から、人妻への成長を、仲野太賀には、逸脱する男の色気を期待してます。

【仲野太賀のコメント】
岩松了さんの演劇に出演するのは、僕にとってとても特別な経験です。
M&Oplaysプロデュース作品「国民傘」に出演してから13年程経ちました。当時からある岩松作品への憧れは近づくほどに輝きを増し、その背中の大きさを知れば知るほど、遠のいていくような感覚があります。
二階堂さんをはじめとする素敵なキャストの皆さんと、「やっぱり岩松さんやばいね…‼︎」
なんて言いながら、稽古場でのたうち回る日々が今から楽しみでなりません。

【二階堂ふみのコメント】
岩松さんの舞台に出させて頂くのは、11年ぶりになります。何年経っても岩松さん書かれた言葉は身体に残っていて、時たま口に出してみたりしてました。(ソバコが鳴いてる...)
今回はどのようなお話になるのでしょうか。筆は進んでいるのでしょうか。
初舞台でご一緒した太賀くんと、岩松さんの紡ぐ言葉をお届けできるよう頑張りたいと思います。