板垣恵介が、本日4月8日に渡辺航「弱虫ペダル」の展覧会「超!弱虫ペダル展」を観覧した。
【写真】線の描き方について会話する渡辺航と板垣恵介(全8枚)板垣は会場にて、渡辺とともに原画1枚1枚をじっくりと鑑賞。ときには渡辺の道路の描き方に着目し、「水平軸が右に左に、奥に下にと行っている。その人(キャラクター)が不安定な感じとかも見ていてわかるね」とコメントする。渡辺は、道路の線についてはある程度は定規を使用して描いていると話し、「一応長いラインを描くときには定規を使っています。フリーハンドとそんなにイメージは変わらないですけど、全部フリーハンドだと画面がふわっとしてしまう。地面の硬さとかはある程度直線で表現しないと、締まりがなくなっちゃうんですよね。画面の中に完全に機械的な直線が入るほうが画面が締まるじゃないですか」と語ると、板垣もなるほどと納得した様子を見せていた。
また渡辺は作画について、線画までの段階をすべて担当していることを明かす。「背景、集中線も全部自分が描いています。スタッフに背景を描かせると自分のイメージとは異なってしまうので、スピード感、空気感を自分で整理して制御するようにしています」と話していた。
「超!弱虫ペダル展」は4月21日まで。コミックナタリーでは会場の様子や、3月28日に行われた渡辺によるトークショーの様子をレポートしている。
■ 「超!弱虫ペダル展」
会期:2024年3月29日(金)~4月21日(日)
会場:東京都 池袋サンシャインシティ 展示ホールA