トラブルが起こった時、きちんと話し合える相手と付き合っていたいものだ。神奈川県に住む40代前半の女性(医療・福祉・介護/年収550万円)は15年程前に「小学校の先生」をしている友人と絶縁した。
きっかけとなったのは、あるバンドのファン感謝祭。女性はベーシスト、友人はギタリストが好きだった。(文:國伊レン)
思わぬ一言が彼女の逆鱗に触れる
ファン感謝祭では、バンドメンバーとファンが近い距離で触れ合うことができた。そのため、友人は推しのギタリストとのツーショットを撮影してほしいと女性に依頼した。だが、女性がシャッターを押した瞬間にギタリストが半目になってしまい「変な顔になったからもう1枚」と言って撮り直そうとしたところ、
「私の大好きな人に変な顔なんて言ってひどい!」
「(友人は小学校の先生なので)小学生でもわかるよ!」
と、友人の逆鱗に触れてしまった。「話の流れ的に意味は分かりそうなのに…」と呆れる女性。また、友人は女性の推しであるベーシストに色々と酷いことを言っていたそうで「お前はどうなんだと思いました」と回顧している。
この出来事をきっかけに、友人は「メールの返事は敬語」「他の友達がいればそっちに行っちゃう」など、あからさまに不機嫌になっていった。しかし「前から約束していたビッグアーティストのライブにはちゃっかり参加」してきたため、この機会に仲直りをするべく話し合うことにした。しかし、
「そこでも私の考えが気に食わなかったらしく、その日の夜ブログに私の悪口のオンパレードを書いたのです。ここまでされたらもういいやと絶縁しました」
ブログに悪口を書く先生の元に、子どもを預けたくないと思ってしまう。絶縁した後も友人とはライブで遭遇することがあり「嫌な思いもしました」というが、女性がコロナ禍で参加を控えるようになってからは会うこともなくなった。一方、友人は会場に足を運び続けていたそうだ。
「先生をしながらも彼女はコロナ禍もライブ三昧と聞いて、絶縁してよかったなって思っています」
言動の節々から自己中さを感じる人とは、距離を置いた方がいいのかもしれない。
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