職場のトイレ事情は重要だ。不衛生だったりすると働くこと自体が嫌になる。千葉県に住む50代前半女性（医療・福祉・介護／年収400万円）は職場トイレについて、
「執務室内に板のようなドアで男女兼用のトイレがある」
「板のような」ということは大分薄いのだろう。（文：真鍋リイサ）
「食事休憩で誰かが休憩室にいる時は絶対使いたくない」
となってくると、当然遮音性も低いようだ。
「排泄音、動作音丸聞こえ。ドアの向こうはトイレしかないので、トイレに行くのも皆に分かってしまう」
これは確かに利用しにくい。早急になんらかの対応をしてほしいところだ。
また、千葉県に住む50代前半の女性（専門職（コンサルタント・士業・金融・不動産）／年収450万円）も「休憩室内の従業員トイレ」に似た悩みを抱えているそう。
「薄い壁で音は丸聞こえ、食事休憩で誰かが休憩室にいる時は絶対使いたくないし、自分が休憩中に誰かが使用する時も気分は良くない」
食事中に音が漏れてしまうのは両方にとっていい気分ではない。トイレの設置場所も考え直す必要がありそうだ。
鳥取県に住む50代後半の女性（技能工・設備・交通・運輸／年収300万円）は「事務所内に在るため落ち着いてできないし、いまだに和式トイレです」と書いている。
和式トイレなのも嫌だが、加えて「男性用のトイレもない」、つまり男女兼用だという。
「手洗いをしてもペーパータオルもないのでハンカチ持参（ゴミ箱もない）。男性の職場だからしかたないですが」
女性視点からすると、いずれも重要なポイントだろう。トイレ環境が悪くてストレスを抱えている人は思った以上に多そうだ。
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