職場のトイレには多かれ少なかれ不満を持つ人がいる。東京都に住む50代後半の女性（クリエイティブ／メディア・アパレル・デザイン／年収400万円）は職場のトイレについて、
「女性が40人くらいいるのにトイレは個室が2つのみです」
と不満を漏らした。人数に見合っていないように感じるが、問題は少ないだけではないらしい。（文：真鍋リイサ）
職場のトイレが激せま……「ドアをそっと開けないと手を洗っている人にぶつかります」
「古いビルなのでどうやら和式トイレを改装したらしく激せまです。音姫もなく、水道はお湯がでません。トイレの専有面積が狭いので、ドアを開けるのもそっと開けないと手を洗っている人にぶつかります」
どうやら和式トイレ用に作られた個室に、洋式トイレを設置しているらしい。洋式トイレは場所を取るため、狭くなってしまったようだ。加えてトイレ以外の設備も充分ではないそうだ。
「私物を置く棚やロッカーもなく、洗面台下のスペースに皆無理やり入れています」
洗面台下に共同で私物を置いている状態だと紛失物などのトラブルが起きかねない。トイレの狭さと少なさも相まって、大きなストレスとなってしまっているようだ。
茨城県に住む40代後半の女性（教育・保育・公務員・農林水産・その他／年収450万円）は、トイレそのものではなく、利用者に対する不満をこぼした。
「個室に窓がないのに個室の中で制汗スプレーを使う人がいて、凄い匂いで気分が悪くなる。 掃除当番でもないのに『私がやっといたから』と汚物入れの片付けをしたと言ってくる人がいる。『なんで??』」
窓がない密室で制汗スプレーを使うのはご法度だ。汚物入れを率先して片付ける同僚は単にきれい好きなのかもしれないが、わざわざ報告をされるのはあまりいい気分ではないだろう。
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