職場のトイレに不満を持つのは、圧倒的に女性が多い。不衛生だったり、汚物入れがなく生理用品の処分に困ったりして、快適に使えないというのだ。
投稿を寄せた40代の女性(コンサルタント・士業・金融・不動産/年収400万円)の職場には、トイレが3か所ある。しかし、男性が多い職場かつ経営者が古い考えの持ち主であるそうで、3か所のトイレがすべて男女共用だ。さらに、
「女性に必須のサニタリーボックス等を置くことを禁じられています。汚物は給湯室等のゴミ箱に捨てることも禁じられているため持ち帰らざるを得ません。女性社員が増えるのをきっかけに、1か所を女性専用にするよう経営者に直談判しましたが、他の男性社員は賛成にも関わらず経営者のみが断固反対。ヒステリックに『女は男が気持ちよく仕事できるようにするもんだ!』と怒鳴られました」
汚物用のごみ箱を置くことすら認めず、経営者の女性蔑視な発言も気になる。これではトイレ以外でも不満を持つ社員がいるだろう。(文:林加奈)
男性70人の職場に個室トイレは2つのみ…
男性が多い職場で働く男性の切実なトイレ事情も紹介したい。30代後半の男性(岐阜県/エンジニア/年収700万円)は、男性が多い職場で働いている。
「課内の従業員数が男性70人女性10人に対してトイレがそれぞれ個室2つずつなところが不満です。男性用トイレが圧倒的に足りません。大体誰かとバッティングします。私は胃腸が弱く、すぐお腹を下すため、とても困ります。トイレにやっと入れてもすぐに出なければ誰かに迷惑をかけてしまうと思い、ゆっくり用をたせません。 数を増やしてほしいと切に願ってます」
次に使う人がすぐに来るかもしれないと考え、トイレでゆっくりできないのは確かにストレスかもしれない。会社側には、職場の人数に見合ったトイレを用意してほしいものだ。
キャリコネニュースでは「職場のトイレへの不満」をテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/RY5U4GVX