デートの相手が浪費家だと、将来に不安を感じて別れる人はいるだろう。しかし相手が節約志向すぎて“ケチ”と思うようなレベルだったらどうすればいいのか。
「お悩み解決掲示板」に3月27日、「彼女のケチさ加減に引いてしまいました。別れるべきでしょうか?」というトピックが立った。
トピ主が彼女とデートでアウトレットモールに春服を見に行き、一通り店を見て回ったあとスターバックスでお茶をした。その最中に彼女が「ずーっとスマホを見てる」ため気になり、どうしたのか聞くと、
「欲しい服がネットで安くなってないか比較してる」
と言われたそう。どうやら彼女は、店舗よりネットで安く売られていないか隈なくチェックしていたようだ。ここまでなら彼女は節約志向が高いとも言えそうだが……
「彼女がとても気に入った服があったのですが、それはメルカリまで探していました」
彼女はメルカリで中古を買わなければならないほど困窮していたわけではなく、単に「ケチ」なのだとトピ主は主張する。
数百円ケチるぐらいならスタバをやめればいい?
というのは、トピ主いわく、その服はアウトレット価格でも「あまり高くない値段」だった。彼女の誕生日が近いことからも、トピ主は「プレゼントしようか?」と提案するが、断られてしまう。彼女は理由として、その服を「近々旅行に行くのでそれに着たい」と言った。どうやら誕生日より前に旅行するようだ。そこでトピ主は「いや今買うよ?」と言い直すも、再び断られた。
トピ主の言うように彼女が「ケチ」なら、1円でも安く買うことに意義があるのだろう。ケチな性分ゆえに、もしトピ主がメルカリで買ってあげると言えば、OKしたかもしれないが……。
結局トピ主は、
「数百円をケチるのであればお茶もスタバじゃなくペットボトル持参でケチればいいのに、いつも通りのオーダーでした」
と腑に落ちず、別れを考えるようになった。たしかに、メルカリとアウトレットの価格差が「数百円」なら、スタバをケチるほうが節約効果は高いだろう。スタバに入るにしても、彼女が比較的安い380円のドリップコーヒーのショートを頼んでいたら、トピ主は納得できただろうか。
質問者の正体はまさかの……
このトピックスに寄せられた回答を見ると、「お金の使い道や優先度は本人の自由」や「単に服に対する価値観が違うだけでは?」といった価値観の違いを指摘する声が集まっている。「食事とか飲み物は、美味しいものや欲しい物にしたい」と彼女を思いやる回答者も。服にはお金をかけたくないが、食べ物はケチりたくないという人は男女問わずいるだろう。ほかには、
「同じものを手にするなら最大限安くGETしようとする良い子だと思いましたけどね。好感持てる」
「あれこれ買って節約志向がない浪費家より遥かにマシ。大事にしたほうがいい」
と彼女の肩を持つ回答者も複数いる。彼女がメルカリで探したことについても、「メルカリって値札ついたままの新品が普通に売ってる」といった好意的な意見が書き込まれていた。
一方で、「彼女のダメな点は、彼とのデート中にずっとスマホ見てること」「数百円ケチるためのネット検索に時間をさき、2人で一緒にいる時間に重きを置かなかったこと」と彼女にダメ出しした回答者も。相手が誰であれ、お茶しているときにスマホをいじってばかりだと良い気分はしないものだ。
こうした回答者たちにトピ主はお礼を書き込んだあと、「質問者は彼女側です。別れようと思います」と明かした。服を安く買おうとネットショップやメルカリで探していたのに、理解してくれない相手に嫌気がさしたのは、トピ主のほうだったのだ。
彼女側であると暴露したトピ主に、ある回答者は「次は価値観の合う方と出会えることをお祈りしてます!」とエールを送っていた。たしかに、何にお金をかけるのかという価値観が違うと、長い付き合いは難しいかもしれない。【参照元 お悩み解決掲示板:https://onayamifree.com】