場を仕切ってくれる友人がいると助かるときもあるが、あまりに自分勝手なのは考えものだ。北海道の30代後半女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、高校時代に同じクラスだった友人との絶縁エピソードを明かす。
男子が10人以上いるなかで女子は4人だけのクラスだったため、必然的に仲良くしなければいけない雰囲気だったという。しかし、「その子は徐々に打ち解けると仕切るようになりました」と言い、仕切りたがりの友人の行動を振り返る。(文:福岡ちはや)
0時すぎに帰りたいと言ったのに「彼女はケロッとして『もう延長しちゃった』と」
あるとき、その友人から男友達2人との遊びに誘われた女性は「親が心配するから0時すぎまでには帰りたいな」と伝えたうえで承諾した。しかし、カラオケで0時すぎに延長確認の電話がかかってくると、その友人は勝手に延長を決めてしまったそうだ。
「え!ってなって、『いや、もう帰らないとうちの親心配するから』と必死で言いました。だけど彼女はケロッとして『もう延長しちゃった』と言ったのです」
そのカラオケは自宅から車で1時間かかる場所にあったため、女性が家に着いたのは朝の4時近くだったという。女性は「親には『こんなに遅くに帰ってきて』と怒られました。実家暮らしだったので」とこぼす。
友人の自分勝手な行動はこれにとどまらない。当時の女性には遠距離恋愛の彼氏がいたため、一緒に遊んだ男友達と連絡先交換をするつもりはなく、そのことは友人にも伝えていた。しかし、友人は女性に「携帯貸して」と言い、携帯を受け取ると知らないうちに男友達の連絡先を登録していたという。
「家に帰って寝たら、勝手にアドレスを入れられた男からメールが来てました。(中略)相手から『彼氏いるんだったらあんまり遊べないよね』って言われて、はっきり『うん』と答えたら『おまえみたいなブスとはもう遊んでやらねーよ』と返信が来て、それを友人に言いました。謝罪はしてくれたけど、もういいかなと」
女性は「また4人で遊ぼう」と言われたが、理由をつけて誘いをスルーし続けた。そうしているうちに、今ではその友人の連絡先すらわからなくなってしまったという。
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