ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ (Central Saint Martins)卒のデザイナー 鳥羽貴絵が手掛ける新ブランド「パーセプティスト(Perceptist)」が、2024年秋冬コレクションでデビューする。鳥羽は2013年に同校を卒業後、日本で複数のファッションブランドに従事。その後、2023年に自身のブランドとなるパーセプティストを立ち上げた。
ブランド名の「Perceptist」は、「五感による知覚・見識」という意味をもつ単語「perception」に由来。「Inner - lives of silhouette / Structural resonance」をコンセプトに、根源的なフォルムと実験的な彫刻的アプローチを組み合わせることで、着用者の個性や内面と服が“共鳴(resonance)” するようなユニークなシルエットのウェアを提案する。ブランドのメインターゲットは、ファッションに限らず美術や社会問題など様々なことに関心を持ち、自身の興味関心を追求している30~50代の女性を想定しているという。