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小南光司&小林竜之がAJに登場、ハガレンを観て「ダークファンタジーが目を覚ました」

2024年03月25日 17:52  コミックナタリー

コミックナタリー

「僕たちはアニメと舞台どっちも推したい!」ステージイベントの様子。
「AnimeJapan 2024」内のAT-Xブースにて、AT-Xの新サービス・AT-DXで配信中の新番組「僕たちはアニメと舞台どっちも推したい!」のステージイベントが、去る3月24日に開催。MCを務める小南光司と初回ゲストの小林竜之が登壇した。

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AT-DXはアニメ市場の拡大に伴い作品数が増え続けている昨今、視聴者がアニメを見逃しているケースも少なくないことが予想されるため、新たなアニメと出会う“きっかけ”を提供することを目指すサービス。「僕たちはアニメと舞台どっちも推したい!」は、アニメは観たことがあるが舞台は観たことがない、舞台は観たことがあるけどアニメは観たことがないという人に向けた番組だ。2.5次元舞台にも多く出演し、アニメ好きで知られる俳優・小南が、ゲストとともに「アニメ」と「2.5次元舞台」双方の魅力を伝えていく。

小南はAT-DXについて「アニメに出会って人生が変わった、日々が楽しいと思う人が多いと思うけど、こんなにいろんな角度から深堀りすることってない。ステキなコンテンツだなと思います」とコメント。番組のメインビジュアルがスクリーンに映し出されると、小南、小林は「いいじゃない!」と口を揃える。小南はビジュアルについて“ラノベ感”を意識したと言い、ロゴの部分を指しながら、「番組の愛称を決めるとき、スタッフと略し方が難しいという話になって。『僕推し』『アニ舞』『アニ舞推し』……いろいろ案を交わしながら、最終的に『どち推し』になりました」と裏話を明かした。

そもそも、アニメ版のキャストと舞台版のキャストが交流する場があるのかと尋ねられると、「なかなかない」と答える2人。小南は「この番組には舞台側と声優側のキャストが登場するので、どうやって作っていくのか、どういう感情で演じていたのかなど、それぞれならではの、すり合わせたお話を聞くことができる。映像で観られるのも新しいですね」と語りかける。

小南とは7年前から付き合いがあるという小林。旧知の仲である小南のMCぶりについて「小南くんはムードメーカー。話がうまいんで面白いし、これからこの番組を通してすごい成長を遂げていくんじゃないかな」と話す。それを聞いた小南が「ありがたいけど僕の成長ぶりを観るのではなく、アニメを知るきっかけを作る番組だから」とツッコむと、小林は「どっちの魅力も応援してくれたら」とアピールした。

続いて「きっかけは、いろいろ。」というAT-DXのキャッチコピーにちなみ、アニメを好きになったさまざまなきっかけを聞くコーナーへ。小南は子供の頃「鋼の錬金術師」を暗闇の中で観たというエピソードを挙げ、そのドラマの重さに感動を覚えたと言い、「僕の内に秘めたダークファンタジーが目を覚ました」と振り返る。一方小林が挙げたのは「封神演義」。はじめに原作から入ったという小林は「当時周りは読んでない子が多かったけど、絵がキレイというのと、背伸びをしたい気持ちから読んだら、どっぷりハマってしまって。大人になって読み返しても面白いと思う、一生思い出に残る作品だと思います」と伝え、自身の自転車に、四不象(スープーシャン)という名前を付けて乗っていた話を語った。

最後に小林は「皆さんにとって、2.5次元という舞台とアニメ作品の関わり合いを知るきっかけになればいいなと。小南がステキな番組を作っていくのを陰ながら応援していきたいと思います」と小南へエールを送る。小南は「本当に数えきれないほど作品がありますので、僕も勉強しながら皆さんにその魅力を共有していけたら。舞台版、アニメ版、双方の違いもそうですけど、共通している部分も楽しめると思うので、何度でも観てください!」と述べ、ステージは締めくくられた。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。