働いてみたら求人内容と話が違っていた、なんてことはざらにあるのかもしれない。しかし、そういった職場では、だんだんと働く意欲もなくなっていくだろう。
東京都に住む40代後半の男性(東京都/サービス・販売・外食/年収450万円 )は、「飲食店」に勤務している。求人には「完全週休2日」と書いてあり、「休める時は休める、休めなかったら翌月に振替で取れる」と言われていた。しかし、実際のところ、休暇はなかなか取れず、口だけの職場だったことが判明する。(文:永本かおり)
「休みの精算はいつなのか」とメールするも……
男性は、職場の人から3月の繁忙期について「中旬から月末まで売上を作りたいから休みを返上して協力して欲しい」と頼まれた。その分の休みは「買取かまとめて休日で補う」という話になり、協力することにした。
結局2週間休みなしで働いたが、その後、数か月経っても休日出勤の買取の連絡はなかった。「休みの精算はいつなのか」とメールで本部に確認しても返信はなく、今現在も音沙汰なしだ。あやふやにしようとしているのだろうか。
その他にも、採用面接で「提案などあったらドンドンして欲しい」と担当者から言われ、男性は期待を裏切らないためにも入社後に提案を沢山したというが、それに対していい返事はなく、「返信があっても否定的で進まない」と残念な対応をされている。例えば、年末年始用の宴会コースを作ることを提案したものの返事はなく、予約獲得の機会を逃すことになってしまったと嘆いた。
このような店の態度に、男性はしびれを切らし、
「過去の功績でこの令和の時代に勝てると思ってるのか?時代の流れを読んで勉強して欲しい」
と訴えている。
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