入社後は制服の支給など、支障なく働ける環境を会社側が整えるものだろう。しかし、それがあまりにもずさんだと社員に不信感が湧いてしまう。静岡県の30代男性(技能工・設備・交通・運輸/年収300万円)は、「会社支給の作業着がなかなか来ない」と不満そうに綴る。
人によっては、「1年以上必要な物が届いていない」というから驚きだ。さらに実情をこう明かす。
「サイズを書いて提出しているのに何か月経っても届かないので、担当者に確認してものらりくらり交わすだけ」
「終いにはもう一度サイズを聞いてくるとか不信感が募る」
本当に支給する気があるのかすら、疑いたくなってくるだろう。(文;長田コウ)
有休を取ったのに「前日や当日に取り消しを迫る連絡」
届かないのは、作業着だけではないようだ。中途入社した人の中には、「ネームプレートすら届いてない人」がいたり、「他の人に届いたりしていい加減」と呆れたように明かす。最低限の基本的な問題にもかかわらず、上司は能天気なようで
「100年経っても来ないかな?」
と冗談を言う始末だというから笑えない。他にも、労務管理でこんなことが起きているという。
「ある部署では人手不足を理由に有給休暇を取得しようとすると上司が渋る」
たとえ有給休暇を取得したとしても、「前日や当日に取り消しを迫る連絡」がくるというのだ。これでは満足した休みもとれず、ストレスがたまる一方だ。
案の定、20~40代の社員を中心に毎年数人の退職者が出ているという。男性も「退職を考えている」というが、作業着が届く前に決断したほうがよさそうだ。
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