絶縁のきっかけとして、相手から言われた言葉が許せないから、という理由をあげる人は少なくない。大分県の20代後半の女性(サービス・販売・外食/年収150万円)は、「1つ下の幼なじみ」と絶縁したときのことを振り返った。家が隣同士で、中学校まで同じ学校に通っていた。女性が高校3年生で卒業間近の頃、2年ぶりに立ち話して学校の話になった。これが、絶縁の発端だった。(文;長田コウ)
「そんな悲しい人にはなって欲しくはなかった」
女性は幼なじみに、「学校どんな感じ?」「授業はどう?」と聞いたあと、
「先生によっても違って授業の内容易しかったりするしさ、もう少し濃い授業してほしいときあるよね。そっちもそういうのある?」
と言った。幼なじみも同調すると思っただろう。ところが、彼女から衝撃的な言葉が返ってきた。
「『お前はバカ高なのにそれ以上濃い授業しても、勉強についていけるのか?』とバカにした表情で言ってきた」
女性は、「確かにそこまでいい成績でもないが、そこまで悪くもない」と不快感を露わにする。
「なぜ教師でも親でもない何も知らない彼女にそんなことを言われなくてはいけないのか分からなかった。通ってる学校だけで、できるできないを判断してものを発言する。そんな悲しい人にはなって欲しくはなかったけど、その発言をされてからは連絡をしなくなった」
2年ほど会話しない間に幼なじみが変わってしまい、ガッカリした末の絶縁だったようだ。
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