3月22日、MotoGP第2戦ポルトガルGPの初日セッションが、アルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、イデミツ・ホンダLCRの中上貴晶は、午後のプラクティスをホンダ勢トップの16番手で終えた。
朝方まで降った雨の影響で路面コンディションが悪く、そのためリアのグリップ不足に苦しんだ中上は、RC213Vのポテンシャルを十分に引き出すことができなかった。
午前中のフリー走行1回目は、17周を走行し、ベストラップは12周目の1分42秒082。トップとは1秒598差で22番手という結果になった。
路面コンディションが少し改善された午後のプラクティスでも多数のライダーが転倒を喫する。厳しい状況の中で、中上はタイムを更新。
22周を走行した中上は、15周目に記録した1分38秒962がベストラップとなりホンダ勢トップとなる16番手で初日のセッションを終えた。
翌日に向けた課題がクリアになったようで、予選、そしてスプリントレースでの巻き返しに期待がかかる。
■イデミツ・ホンダLCR
(FP1:22番手、プラクティス:16番手
「今日はもっと速く走れると思っていたのですが、いくつか問題があり、タイムを上げることができませんでした。ホンダ勢はみんな同じような問題を抱えているようなので、今日のデータをしっかり分析して明日につなげたいです」