その後は雨が弱まったことで徐々に各マシンがコースイン。走り続ける車両たちによって走行ラインの雨量も少なくなってくる。セッション折り返しとなる1時間30分時点でのGT500クラストップは36号車au TOM’S GR Supraの1分36秒174、2番手には16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、3番手には24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zが続く。
GT300クラスは1分44秒003で9号車PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMGがクラストップとなり、2番手には岡山公式テストから好調さをみせる88号車JLOCのランボルギーニ・ウラカンGT3エボII、3番手には新たにフェラーリ296 GT3にマシンチェンジする6号車VELOREX FERRARI 296 GT3という順でセッション後半へ移る。
セッション1はその後もコースアウトやスピンする車両がありつつも、アクシデントなく11時に開始から2時間が経過。しかし、そのタイミングでふたたび雨が強まり、2コーナー先で45号車PONOS FERRARI 296のリル・ワドゥがクラッシュを喫し赤旗中断となった。
この結果、GT500はau TOM’S GR Supraが1分36秒174のトップタイムでセッション1を終えた。2番手には終盤に1分36秒576を記録した14号車ENEOS X PRIME GR Supra、3番手は1分36秒690で16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTというトップ3に。
GT300クラスはセッション折り返しからトップ3は変わらず、PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMGが1分44秒003でクラストップ、JLOCの88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボIIが1分44秒015で2番手、VELOREX FERRARI 296 GT3が1分44秒529で3番手に続いた。復活を果たした25号車HOPPY Schatz GR Supra GTは1分47秒036というベストタイムを記録している。