お酒を飲んで採用面接にのぞむ応募者はいないだろう。もちろん常識で考えれば、面接官にもそんな人はいないはずだが……。
神奈川県に住む40代前半の男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収400万円)は、「ある大企業のグループ会社の1次面接」を受けた際に、ある異常事態に気付いた。面接官は「社長、部長、人事の3人」で、Web上で行われたが
「カメラ越しに写し出されて、明らかに一人、顔が真っ赤な人に違和感を感じました」
と驚きの状況を語る。(文:谷城ヤエ)
「軽く飲んだ感じではなく、完全に酔っ払い状態」
最初は「日焼けしたばかりなのかな」と思いながらそのまま面接を受けたという。しかし面接が進むにつれ違和感は深まった模様。社長からの質問に答えていた時、ついに「この人、酒飲んでる」と確信したそう。
「まぶたも腫れぼったく、言葉も聞き取りにくく、あまりにも、無礼極まりなく…」
結局、男性は途中で面接を退出した。
「おそらく、自宅から面接官として、参加しているからでしょうか。軽く飲んだ感じではなく、完全に酔っ払い状態でした。逆に、よく出てきたなと(笑)ありえん」
「会社の社長なる者が、こんな態度で、面接官として出てくるとは。会社の部下、従業員はどう思うでしょうか?取り引き先相手にも、無礼極まりない態度をとる方じゃないかと感じましたね(笑)」
と呆れたように綴った。面接官の印象は会社のイメージにもつながるものだ。社長がお酒を飲んでいるなどもってのほかだろう。男性は
「あんな、トップがいる会社なんか、行かなくて正解です!」
と綴った。
※キャリコネニュースではアンケート「ムカついた面接」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6YW7APDF