友人が不倫していて、挙句にのろけ話を聞かせられたらたまったものではない。東京都の50代前半の女性（企画・マーケティング・経営・管理職／年収2000万円以上）は、そんな不倫沼にハマった友人に頭を抱えている。
その友人とは大学時代に出会い、子育てが落ち着き始めた頃に再会した。「家庭の話や育児のことなど話し合い慰め合い、仲良く過ごしていました」と振り返る。
あるとき、女性の夫の知り合い仲間との飲みの会に参加した友人は、「8歳年下の男の子」と仲良くなった。友人も既婚者であり、彼との関係が気になった女性は、やんわり聞くと、
「旦那も今まで散々良い思いし、浮気したんだから私も楽しまなきゃね」
と返ってきた。友人は年下の彼と不倫する気満々だったようだ。
大晦日に彼と旅行した友人に「いい加減にしなよ」と注意すると…
友人は年下の彼と「おはよー」から「おやすみ」まで、一日中LINEでやり取りしていた様子。彼女と会っているときもLINEのやり取りがやまず、女性も「もう、数十年来の恋の始まり」と呆れた。現在も不倫関係は続いており、「2年半の仲」になるそう。時間の経過とともに友人の言動は大胆になり、戸惑うことも増えていった。
「大晦日に家族を置いて彼と旅行する始末。『いい加減にしなよ』と他女友達も注意しますが、聞き流し、我関せず」
さらに友人は、彼と「身体の相性が良い」と言い、「彼と会った翌日は必ず膀胱炎になる」とも打ち明けてきた。年齢のわりに、お盛な友人に、
「こんなにも下半身がだらしなかったのか？と、友達ながら良い年にもなったのに情けなく感じました」
とこぼす女性。そう思うのは、女性だけではないようで……
「ほかの友人も呆れてしまい、今はあれだけ仲良かったのに数か月に一度安否確認で連絡するのみです」
いつか終わる不倫のために、友情を失ってもいいのだろうか。友人が女性たちの思いに早く気づくことを願いたい。
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