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結婚報告したら「あの派遣社員と?チャレンジャーだね」と友人に馬鹿にされ、最後まで「おめでとう」と言ってもらえず…絶縁

2024年03月22日 06:10  キャリコネニュース

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長年の友人に結婚を祝ってもらいたいと思うのは自然のことだ。報告される側なら、自分のことのように喜ぶだろう。それができない間柄に友情は成立しない。

京都府の30代前半の女性(医療・福祉・介護/年収100万円未満)は、自身の結婚を機に長年の付き合いのあった友人と絶縁した。その友人とは高校で出会い、卒業後は別々の大学に進んだが、頻繁に連絡を取り合い月に数回は会っていた。

就職してからは連絡の頻度は減ったものの、「数か月に1度は会っていたので仲は良い方だ」と思っていた。ところが、彼氏との結婚を報告したときの友人の反応は、長年の友人らしからぬものだった。

「『え?結婚するの?』とビックリしていました。そして、次の言葉には『あの派遣社員と?チャレンジャーだね』でした。最後まで『おめでとう』とは言ってもらえませんでした」

友人は女性が彼氏と付き合っていたときから、「派遣社員」と馬鹿にしていた。女性自身も派遣社員であり、気分はよくなかったに違いない。

「正社員じゃないんでしょ?」とたびたびマウントを浴びせてきて

それまでを振り返ると、もともと女性自身は正社員だったが、転職して派遣社員になった。そこでのちに夫となる彼氏に出会った。

「お互い派遣社員でしたが、そこそこの給料はいただいていたので金銭面で苦労することはなかったのです」

そんな女性の気持ちを知ってか知らずか、友人は連絡を取るたびに「正社員じゃないんでしょ?」といった「マウントを取るような言葉」を浴びせてきた。女性は、

「派遣社員の何が悪いのか私にはわかりませんでした。それが嫌で少しずつ連絡を取る頻度を減らしてフェードアウトできたらいいかな」

と思い、メールの返信をわざと遅らせたり、電話は2回に1回くらいの頻度で出るようにしたが、

「友人からはそんなのお構いなしで連絡が来ました。私が嫌な気持ちになっていることに全く気付いていなかったのです」

絶縁するほどではないが、疎遠にしたいとき、連絡の頻度を落とせば大抵の人は察知するが、この友人のように通用しない相手も確かにいる。対応に困っていた矢先に、彼氏との結婚が決まった。

「おめでとうって言ってもらえない結婚なのかとすごく落ち込みました」

「結婚式はどうしようか、参列者は誰を呼ぼうかと悩んでいると、しばらくぶりに(友人からの)電話が鳴ったのです。出ようかどうしようかと悩みましたが、結婚のことも報告しようと思いきって出ることにしました」

久しぶりの会話で最初は世間話をしていた友人だったが、結婚のことを聞いた途端、冒頭の通り、「あの派遣社員と?チャレンジャーだね」と馬鹿にして、最後まで「おめでとう」とは言わなかった。

「私は心のどこかで期待していたのかもしれません。高校からの友人だから、と。おめでとうって言ってもらえない結婚なのかとすごく落ち込みました」

と吐露した女性。しかし、これがきっかけになり絶縁を決めたようで、

「その電話以降、連絡を取る気にもなれず縁を切りました。今まで自分の中に引っ掛かっていたものがなくなったみたいでスッキリしています。反面教師ではないですが、私は結婚や出産等のおめでたい報告を受けたら必ず『おめでとう!』と伝えるようにしています」

と明るく結んだ。

キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG