「昔から何をするにも一緒で苦楽も共に過ごした友人」と絶縁したという投稿が寄せられた。投稿者は愛知県に住む40代後半の男性(Web・インターネット・ゲーム/年収500万円)。きっかけは友人の結婚だった。
仕事柄、パソコン操作に詳しい男性を見込んで、「卒業証明書の偽造書類を作れないか?」と頼んできた友人。理由を聞くと、どうやら自分の経歴を偽ることで婿養子としての結婚に漕ぎつけたとのこと。しかも友人には借金があったが、それも相手の家に隠していた。(文:國伊レン)
「偽って結婚なんてもってのほかだと伝わってほしかった」
男性は、ヨコシマな理由から結婚しようとしていた友人に考え直すように「結婚とは何たるか」と「多くの言葉で伝えてみた」が、それも伝わらなかった。借金についても「全て伝えたうえで話し合いをするべきだ」と再三忠告し続けたが、友人は、
「相手は自営業だから」
「苗字を変えたい、嘘をついてでも援助してもらう」
などと理由をつけ「人生が掛かっている」と言う始末だった。相手の家のお金で借金を返済しようとしていたのか、苗字を変えたいと思うほど多額の借金をしていたかわからないが、いずれにしてもひどい。
そんな彼の素性を知っても「男同士真摯に向き合えば気持ちが伝わる」と思って説得していた男性だが、結局止めることはできなかった。友人は、先方を騙したまま結婚することになった。
「結婚は互いを知り尊敬し合うもの。(中略)偽って結婚なんてもってのほかだと伝わってほしかった」
と心情をつづった男性。結婚はゴールではなく、むしろスタートなのだから、後々キツくなるのは目に見えているだろう。
「お前とは付き合えんよと、それから絶縁しました。そんな気持ちだけで結婚する男もいるんです」
しかし、友人はこのような姑息な手段で自分の人生を変えられると本気で思っているのだろうか。
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