3月18日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているドゥカティ・コルセは、現在Moto2クラスに参戦しているフェルミン・アルデグエルと契約し、2025年からMotoGPクラスに昇格させることを発表した。
スペイン出身で18歳のアルデグエルは、2021年よりFIM Enel MotoE World Championship(MotoE)に参戦。また同年には、Moto2クラスでMB Conveyors Speed Upから代役として起用されると、第13戦アラゴンで7位入賞を果たした。
代役でポテンシャルを見せつけたことにより、2022年はMoto2クラスでフル参戦を開始し、初年度はランキング15位を獲得。2023年はシーズン終盤の4戦で4連勝を挙げ、その年は3度のポールポジションと5勝を含む計12度の表彰台で大活躍を見せて、ランキング3位で締めくくった。
2024年はフル参戦3年目の年となるが、昨年の活躍からチャンピオン争いも期待されているライダーだ。そんな注目が集まるアルデグエルは、2025年からMotoGPクラスへの昇格が決定した。
2年間契約を延長するオプション付きで、ドゥカティ・コルセと契約を締結し、2025年からドゥカティ・デスモセディチGPでMotoGPクラスに参戦する。現時点でチームは発表されていないが、若手育成に注力しているプリマ・プラマック・レーシングに所属すると噂されている。