長年付き合いのある友人が変わってしまったら、寂しくて悲しくなるだろう。なかには、絶縁に至ることもあるようだ。
茨城県の40代後半の女性は、中学時代から親しくしてきた「親友」と、ある約束をしていた。
「もし結婚したら式での友人スピーチは必ずお互いにやろうね。と、何度も約束をしていました」
約束通り、友人は女性の結婚式でスピーチをしてくれた。今度は友人の結婚式で女性がスピーチする番だった。ところが……
「友人の結婚式では社会人になってから知り合った方が代表スピーチをしていました」
女性がショックを受けたのは、それだけではなかった。
「強く言えない友人はこの方の言われるがままになっていた」
女性は、友人の結婚式でスピーチをした人物について、
「自己主張が強く、受付、付き添い、ブライドメイド、ピアノ演奏、スピーチ等すべてをやっていて……。強く言えない友人はこの方の言われるがままになっていたようでした」
と複雑な心境を明かした。確かに、上記のすべてを1人が受け持つことはめったにないだろう。友人はその人物に洗脳でもされているのだろうか。「言われるがまま」と訝しげに思うのも無理もない。
女性と友人が会っているときにも、この人物は友人に電話を頻繁にかけてきたほか、3人で会おうと要求してきたこともあった。友人とこの人物の本当の関係性はわからない。しかし女性は、変わっていく友人を見ているのがつらくなったのだろう。
「簡単に約束を破った友人が信じられなくなり連絡をとることはなくなりました」
「お互いに笑いながら語り合って絶対にね。と約束したのは何だったのかと思います」
と悲しそうにつぶやいた。
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