3月15日、スーパーGT GT300クラスに参戦するTEAM UPGARAGEは、2024年シーズンの第3ドライバーとしてホンダ育成の三井優介を起用すると発表した。
TEAM UPGARAGEは、中古カー&バイク用品の買取や販売専門店である『アップガレージ』を運営母体とし、2023年のスーパーGTでは2勝を挙げてランキング5位でシーズンを終えている。
2024年シーズンに向けては、年明けの東京オートサロン2024で体制発表を実施。昨年同様にアップガレージ創業者の石田誠代表兼監督のもと、小林崇志と小出峻が18号車UPGARAGE NSX GT3をドライブする。
チームはシーズンオフのテストでも三井を帯同させており、3月16日からは岡山県の岡山国際サーキットで公式テストが行われる。そのエントリーリストにも三井はUPGARAGE NSX GT3のラインアップに記載されていたが、今回正式にシーズン中の第3ドライバーとして起用されることが発表された。
現在21歳の三井は、2021年に鈴鹿レーシングスクール(現ホンダレーシングスクール)のフォーミュラアドバンスでスカラシップ候補生に選出されると、ホンダのドライバー育成プログラム『ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)』に所属し、FIA-F4を中心に活躍してきた。
FIA-F4では2022年にルーキーながら3勝を挙げシリーズ2位、2023年はシーズン4勝を挙げている三井。今季は名門TEAM SPOONからスーパー耐久シリーズへの参戦も決定している。
TEAM UPGARAGEは「パワーにあふれる三井選手を迎え、ホンダの若手選手育成の一助としてモータースポーツ界のさらなる発展を支援いたします」とコメントした。
「実績ある黄金コンビに若い力が加わり、より強力になったTEAM UPGARAGEは悲願のシリーズチャンピオンへ向け邁進してまいります。2024年も応援のほどよろしくお願いいたします」