トップへ

このビール、“パンのミミ”からできているんです。老舗ベーカリーが手がけるクラフトビールブランドに大注目

2024年03月15日 14:00  isuta

isuta

“パンのミミ”をアップサイクルして、クラフトビールを製造する「Better life with upcycle(ベターライフ ウィズ アップサイクル)」が、自社のブルワリーをオープン。

同ブルワリーで初仕込みされた、とっておきのクラフトビール2種がお目見えしました。

パンのミミを活用する「Better life with upcycle」って?

1923年から100年続く、神奈川のベーカリー「Boulanferme(ブーランフェルメ)」。「たくさんの人をしあわせにするパンを」をモットーに、厳選された素材のパンを提案しています。

そんな同メーカーには、「製造過程で不要になった“パンのミミ”を、飼料以外にも活用できないか」という複雑な悩みがあったそう。

Better life with upcycleのクラフトビール

そこで、「日々廃棄されるパンのミミをモルトの一部に代替して、美味しく味わえる“クラフトビール”にアップサイクルするのはどうか」といったアイデアから、クラフトビールブランド「Better life with upcycle」を立ち上げたといいます。

反響の大きさからブルワリーをオープン。2種のビールが登場

Better life with upcycleの自社のブルワリー

複数のクラフトビールメーカーと協同という形で、2022年にスタートした「Better life with upcycle」。そのユニークな取り組みが大きな反響を呼び、2024年2月に自社のブルワリーをオープンしました。

そしてこのたび、同ブルワリーで初仕込みとなるクラフトビールが誕生。クラフトならではの味わいが楽しめる、2種のフレーバーがラインナップしています。

Better life with upcycleの「American Wheat」

口当たりが柔らかく霞がかかった「American Wheat」(税込3430円/6本入り)は、トロピカルやシトラスを思わせるジューシーなホップフレーバーの中に、穏やかに草やハーバルの風味が感じられる1杯。

小麦とオーツ麦によるシルキーな口当たりや、クリアな苦みによる絶妙な飲み口も堪能できるといいます。

Better life with upcycleの「Extra Special Bitter」

こちらは、モルト由来のカラメルやパンの甘さと、ホップの草や大地を感じさせる香りが心地いい「Extra Special Bitter」(税込3330円/6本入り)。苦みと炭酸は弱めでマイルドな喉越しのため、スルスル飲めちゃうそうですよ。

ペールエールや黒ビールも!いろいろな味わいを楽しも

Better life with upcycleのクラフトビール

「Better life with upcycle」ではこのほか、市場で反響を呼んだ第1弾プロダクトもラインナップ。

ほどよい苦味とホップの爽やかな香りを詰め込んだ、ニュージーランドタイプのペールエール「Bread NZ Pale Ale」(税込3600円/6本入り)や、焙煎したコーヒー豆を漬け込み、リッチなコーヒーフレーバーに仕上げた黒ビール「Bread Coffee Stout」(税込5280円/6本入り)などが展開されています。

Better life with upcycleのクラフトビールとクラフトジン

さらに、3月24日(金)までの期間、埼玉・大宮駅の「エキュート大宮」にてイベントを開催中。

時間によっては試飲もできるそうなので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

「Better life with upcycle」イベント 期間:3月1日(金)~24日(金) 場所:JR東日本大宮駅 エキュート大宮 Conoha Garden「& found」 営業時間:9:30~22:00(日・祝 9:30~20:30) ※営業時間は変更になる可能性があります。 イベントサイト https://and-found.jp/ Better life with upcycle 公式サイト https://upcycle-beer.com/

参照元:株式会社 栄屋製パン リリース