永島ひろあきの小説「さようなら竜生、こんにちは人生」が2024年にTVアニメ化決定。ティザーPVとティザービジュアルが公開された。
【動画】第二の生を受けたドラゴンの生き直し描く「さようなら竜生、こんにちは人生」ティザーPV「さようなら竜生、こんにちは人生」は人間に討たれた最古の神竜が、辺境の村人・ドランとして第二の生を受け、生き直していくファンタジー。質素ながらも温かい村での生活に満たされていたドランの前に、セリナと名乗る半身半蛇のラミアが現れ心を通わせていくが、2人の前にさまざまな敵が現れ……。竜よりずっと寿命の短い人間となったドランの冒険譚が描かれる。原作はアルファポリスにて小説と、くろのによるコミカライズが連載されている。
ティザービジュアルには、ドランと転生前の姿である神竜が収められた。ティザーPVではドランとセリナの出会いのシーンが切り取られている。監督は「PAPUWA」「ぽかぽか森のラスカル」の西田健一、シリーズ構成は「ジョジョの奇妙な冒険」「東京24区」などで監督を務めた津田尚克が担当。アニメーション制作はSynergySPとベガエンタテイメントが務める。西田は「『ああー、またお決まりの異世界転生ものね…』と思ったそこの貴方! なめてもらっては困ります。見続けていただけたなら、回を追うごとの急展開に、きっと目が離せなくなるハズ」と期待を煽った。
ドラン役は「竜役を良くやる機会が多い気がする」と言う武内駿輔に決定。「凄みをうちに秘めつつ、朗らかな雰囲気を出せればと毎回取り組んでいます」と意気込みを語った。セリナ役を演じるのは関根瞳。「オーディションの時から、セリナから自然と出る愛らしさにとても惹かれるものを感じていたので、みなさまに存分に伝わるよう、収録も楽しみながら取り組んでおります」とコメントを寄せた。
3月23日12時45分からは「AnimeJapan 2024」のDMM pictures/DMM TVブースにてステージイベントを実施。武内と関根が出演しトークを展開する。さらにX(旧Twitter)ではアニメ化を記念したキャンペーンが開催。3月20日23時59分までに公式アカウント(@dragonlife_PR)をフォローし、対象の投稿をリポストすると抽選で永島直筆サイン入り小説本が1人、原作イラスト・市丸きすけ描き下ろしイラスト入り複製色紙が1人、くろの描き下ろしイラスト入りサイン色紙が3人に当たる。
■ 永島ひろあきコメント
書籍版とコミック版の好い所取りをしたアニメ化です。
今でも製作に関わってくださった皆様にどれだけお礼を述べても足りないような、夢見心地の気分です。
ドラン達の声を、色を、息づかいを、動きをぜひともご覧になってください。
皆様の知っているドラン達が、皆様の知らない新しい姿を見せてくれるはずです。
改めてこれまでお読みくださった皆様、製作に携わってくださった皆様に感謝を。
ありがとうございます。
■ 市丸きすけコメント
アニメ化おめでとうございます!
永島先生の魅力溢れる物語がついに!
素晴らしい作品が更に多くの人に届くことを願っております。
アニメ、くろの先生によるコミック版と共に書籍版も何卒よろしくお願いいたします!
■ くろのコメント
アニメ化おめでとうございますー!
もう楽しみで仕方ありません! アニメスタッフさんの熱意たるや、ガチなんです!
漫画担当の自分にもコミカライズ版のキャラデザの事や演出意図などを色々質問してくださって。
なんでも取り込んでしまおうという熱意。プロってすごいですね。尊敬できる方々です。
あ、ちなみにアフレコの見学参加にも誘ってくださったんですけど、結局行けませんでした。
だって自分、相手の目を見て話せないんですもん。ごめんなさい。ごめんなさい。
■ 武内駿輔(ドラン役)コメント
気のせいかもしれませんが、竜役を良くやる機会が多い気がするので「今年の竜はこれかー」なんて思いながら取り組みの準備をしました。
様々な種族が手を取り合い暮らすベルン村の日々が、とても美しく、またリアルに描かれているところが魅力的です。あとは単純にセリナが一生懸命で可愛いので、とても華がある作品だなと感じています!
ドランは転生してはいますが、人生では平凡な青年。
凄みをうちに秘めつつ、朗らかな雰囲気を出せればと毎回取り組んでいます。
きっとこの作品に触れていただければ、村が持つ魅力、様々な文化によって生まれる人生の豊かさに気づけると思います!
ぜひご覧ください!
■ 関根瞳(セリナ役)コメント
セリナを演じさせていただきました、関根瞳です。
セリナは心優しくて、思いやりのある可愛らしい女の子です!
オーディションの時から、セリナから自然と出る愛らしさにとても惹かれるものを感じていたので、みなさまに存分に伝わるよう、収録も楽しみながら取り組んでおります。
ドランさんをはじめとした仲間との絆に心が温かくなりますし、敵に立ち向かう姿は見どころ満載です!
ぜひ放送をお楽しみに!
■ 西田健一監督コメント
聳り立つ巨大なドラゴン…。中世風の牧歌的な風景…。
「ああー、またお決まりの異世界転生ものね…」と思ったそこの貴方! なめてもらっては困ります。
見続けていただけたなら、回を追うごとの急展開に、きっと目が離せなくなるハズ。
この物語は一体我々をどこにいざなおうとしているのか?
最後までご覧いただいたあかつきには、始めに思い描いていた風景とは全く違う場所に立たされている感覚になるでしょう。
ちなみに、5話と10話で話が大きく展開していきますが、特に10話は最後の最後で急展開があるので、お見逃しのないように!
■ 津田尚克コメント
最強の古神竜の生まれ変わりのドラン、そして人頭蛇体のラミアの美少女セリナ。
強い、可愛い、一生懸命、天然、健気と魅力に溢れた二人です。
原作の面白さ、溢れる魅力をどう皆様にお届けすべきか悩みながら脚本に臨みました。
ドランがセリナと出会う事で、どう変化していくのか。神の生まれ変わりは何を考え、何を悩むの? 恋愛とか普通にするの? ラミアが人間とどう接するんだろう? 色々想像が膨らむと思います。
どうか本編を楽しみにして下さい! 全ての答えはアニメ本編にあります。
あ~でも先に原作で予習をするのも良いかもしれませんねえ(宣伝)。
■ 川重希コメント
主に人型のキャラクターデザインをしました、川重と申します。
当初任された時は上の人たち正気か?と疑いましたが、ああでもない、こうでもないと会議を重ねて、あっという間にアニメ化の発表日になってしまいました。
人に転生した竜ドランの平穏な暮らしに、故郷を離れ旅をするラミアのセリナに、この世界に生きる人々に丁寧に寄り添って描いていけたらと思います。よろしくお願い致します。
■ 斎木達彦コメント
今作のお話を頂いた時にコミカライズを読ませていただきましたが、1ページ目から世界観とストーリーに引き込まれました。
元伝説の竜ドラン、ラミアのセリナや美剣士のクリスティーナ…どのキャラクターも魅力的で、それぞれの個性と深まっていく絆からインスピレーションを受けてたくさんの音楽を作らせていただきました。放送を待ちきれない程楽しみにしています!
■ 中村巴奈重コメント
この作品をはじめて読んだ際、かつて竜生を送っていたドランの視点、達観したものの捉え方が印象的で、そんな彼が主人公なことで物語の展開は様々あるなか、どこか素朴さや地に足がついた雰囲気が漂っているなと感じました。
音楽では民族楽器などで土着感を出しながらも、スケールの大きなものから、時には可愛いらしいものまで作りましたので、作品に寄り添い、見ている皆さんに楽しんで頂けるひとつの要素になると嬉しいです。
■ TVアニメ「さようなら竜生、こんにちは人生」
2024年放送
□ スタッフ
原作:永島ひろあき(アルファポリス刊)
原作イラスト:市丸きすけ
漫画:くろの
監督:西田健一
シリーズ構成:津田尚克
メインキャラクターデザイン:川重 希
音楽:斎木達彦・中村巴奈重
アニメーション制作:SynergySP・ベガエンタテイメント
□ キャスト
ドラン:武内駿輔
セリナ:関根瞳
■ AnimeJapan 2024「さようなら竜生、こんにちは人生」ステージ
日時:2024年3月23日(土)12:45~13:15
会場:東京都 東京ビッグサイト DMM pictures/DMM TVブース
出演:武内駿輔、関根瞳
(c)永島ひろあき・アルファポリス/「さようなら竜生、こんにちは人生」製作委員会