読者の皆さんは学生時代を振り返り、見た目のかわいらしさとは裏腹に性格に難がある女子がクラスにいなかっただろうか。少女漫画に登場する意地悪キャラのような女子(以下、A)と高校卒業と同時に連絡を絶つも、彼女の結婚式に招待されたという30代後半の女性(滋賀県)。その結婚式での衝撃のエピソードを明かした。
「ブーケトスの際は、なんと誰も拾わず落ちていたので、それが何よりも彼女の人柄を物語っていました」
「周りの友人達の彼氏を必ず誘惑する」
女性はAについて、次のように表現している。
「漫画の『ピーチガール』の悪役登場人物をそのまま実在させたような人。一見、見た目がふくよかで可愛いが、自分も分かっていて、外見やある事ない事を毎日作り話で自慢してくる」
女性が言う『ピーチガール』(作:上田美和)の「悪役」とは柏木紗絵のことだろうか。漫画では、色白でかわいらしく学年で一番モテているが、主人公に嫉妬して嘘の噂を広めて意地悪をするという設定だ。女性はほかにもAについて、「自分のことが大好き」「何でも真似をしてくる」「周りの友人達の彼氏を必ず誘惑する」と暴露した。
Aにモヤっとさせられたこともあったようだ。当時、女性の彼氏は誕生日プレゼントとして、サプライズで指輪をプレゼントしようとした。彼氏に頼まれて指輪サイズを聞いてきたのがAだった。
「細身だった私は、ギリギリ左の薬指が5号入ったけど『5号は心配かな』と言った。彼女は5号の指輪が薬指に入るわけないと思っていたようで、わざと彼氏に『5号だ』と伝えた」
Aのリサーチを聞いて5号の指輪を買った彼氏。すると……
「プレゼントで5号の指輪をもらい、サイズもピッタリだったが、その女子(A)に指輪もらったと報告すると、『えっ本当に入ったんだ』とついポロッと本音が出た」
Aが女性の彼氏にどう伝えたか、実際のところはわからない。しかしAの漏らした言葉には耳を疑っただろう。そんなAとの付き合い方に苦悩していたのは女性だけではなかったようで、距離を置くようになった同級生たちもいた。するとAは女性に「自分が可愛いからいじめられるのだ」と言い放った。
「とにかく毎日のように自慢話をするため、周りが疲れてしまい、離れていってしまうような人だった。可愛いので黙っていればちゃんとモテただろうと思う」
豪華なドレスに比べ、「明らかに出てきた料理は一番下のランク」
高校を卒業して以来、連絡を絶っていたAから「結婚式になぜか呼ばれた」。Aの結婚相手は医者で、親戚は和装で参加していたことから、「格式の高い家柄なのか」と推測する。参加者は180人ほどという盛大な式で、「なるほど、それで呼ばれたのか」と、女性は人数合わせに呼ばれたと理解したようだ。
「同テーブルの男性組に聞いたところ、同じサークルだった大して仲良くもない人を、お相手の参列人数に意地でも合わせようと誰でもかれでも呼んでいるようだった」
Aは自分で作詞した歌を式で披露した際に、豪華なドレスを着ていた。それに比べて、「明らかに出てきた料理は一番下のランク」と不満を漏らした女性。さらに、
「自分にお金をかけた披露宴というのが誰にも丸わかりで、彼女に呼ばれた皆さんもドン引きのようでした」
と女性は批判するが、Aの結婚式なので何にどれだけお金をかけるかはAの自由である。しかしゲストにとって料理は、新婦のドレス以上に楽しみであるというのも事実だろう。そして女性は、Aのその後について書いていた。
「少なくとも、同性で親友と呼べる友達はいないんじゃないかと思います。コロナ前は共通の友人同士で集まっており、(Aは)今どうしているのか聞いていたりしましたが、現在はどうされているのか全くわかりません」
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