都合のいいときだけ頼ってくる友人と絶縁しようとしているというエピソードが寄せられている。50代後半の女性(埼玉県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収400万円)は、「私の父が地方に転勤になった際に2年間だけ一緒に過ごした」という友人との、これまでの出来事を振り返った。(文:林加奈)
夫が浮気していると疑い、大学生の子どもに執着する友人
女性によると「友人が20歳で結婚したときと、お子さんが生まれたときに連絡があり、お祝いを送った後、音信不通」だった。これだけでも今後の関係について考えてしまうが、50歳になった頃に再び連絡があり、頻繁にLINEが来るようになった。
「LINEの内容から友人は精神的に不安定になり通院していること、ご主人の浮気を疑い、度々喧嘩になっていることがうかがえます。大学生のお子さんに執着して過干渉気味な内容も相談されますが、落ち込まないように気を配り返信しています」
その友人は、家庭がうまくいっていないときに、相談相手が欲しかったのだろう。ところが、女性は友人と連絡を取っていくうちに相手の非常識なところを目の当たりにすることとなる。
両親を亡くした友人に香典と線香を送ったが…
女性は「友人は結婚する直前にお父様、5年前にお母さまを亡くし、私はお香典とお線香を送らせていただきました」というが、最近女性の父親が亡くなり、友人に知らせてもお香典などはなかった。
「新盆のころに友人から『そういえば母のお香典のお返ししてなかったね。ごめんね~』とLINEが来ました。私はそのときに『お返しはいらないから、おいしいものでも食べて、体調だけは気をつけて』と言っていたので、気にしていない旨とそのときのことを伝えましたが、友人からは返事もありませんでした」
女性は「別に父のお香典がなかったことを責めるつもりもありません」というが、この友人の態度にはモヤモヤしている。
「友人の具合が悪いとLINEが来れば温まるだけで食べられるものを送ったり、コロナ禍でマスクがないと言えば送ったりしていたのに、もしかしたら都合よく使われているのかもと思うと残念でなりません。特に絶縁の連絡はしていませんが、自然にフェードアウトしようと思います」
と、絶縁を決意していることを明かしていた。
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG