晴天に恵まれたセッション1では、このテストがシェイクダウンとなったB-MAX RACING TEAMのケイレン・フレデリック車、小出車にトラブルが起きるなど、思うように周回を伸ばせず。また新エンジン導入による燃費計算の変化なのか、ガス欠症状を起こしストップする車両が初日のみならず複数台みられている。
最後まで晴天のまま終わった1日目のセッションは、事前に富士でシェイクダウンをこなしていたTOM'S勢、TODA RACINGが快調に周回。1日目は2023年FIA-F4チャンピオンの小林が1分42秒987でトップタイムを記録。ヨーロッパで戦ってきた荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)が1分42秒999で2番手に。中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が1分43秒102で3番手につけた。
2日目のセッション2は小出、フレデリックとも車両のトラブルを解消したが、朝から雨模様に。そんななかコースアウト等はありながらも、各車とも3時間をしっかりと使って周回を重ねることになったが、2日目は1分57秒197を記録した小出がトップタイムに。中村、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)と続くトップ3となった。