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「高卒だよね?うちの会社、派閥あるけど大丈夫?」面接で学歴を貶された男性の見事な逆転劇

2024年03月11日 12:50  キャリコネニュース

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転職面接で散々な対応をされても、後々大逆転で終われることもあるようだ。

奈良県の50代前半の男性(年収850万円)は、「30年近く前ですが、未だに鮮明に覚えています」と、転職当時を振り返った。

「まだ転職黎明期の頃、某大手転職エージェントに登録し、某大手建設機材系列のIT子会社の面接に挑みました」

無事に書類審査と一次面接をクリアし、別日に二次面接をすることになったのだが……。(文:長田コウ)

「あのとき、不採用にしてくれてありがとうございました」

二次面接には、人事担当者のほかに「現場担当らしき人物」も同席していたそう。そこで開口一番、信じられない質問をされた。

「きみ、高卒だよね。うちの会社大卒の派閥あるけど大丈夫かね?」

あまりにデリカシーのない質問に、人事担当者らは、「『えっ‼』って感じ」で顔を見合わせた。男性が落ち着いて受け答えするも……

「『そこは今までの業務経験でカバーします』と答えましたが、『高卒で大丈夫か?』ねちっこく言われました」

結果は「不採用」で、男性は、

「ならば書類選考段階で不採用にしてほしかったです。一次面接までは、通過しているのに今さら学歴?という感じでした」

と憤る。しかしその後、思わぬ展開に。

「その某IT会社を使う側の某大手電機メーカーへ就職でき、様々な人脈から某IT会社の役員とお付き合いしています。今は幅広く様々な分野で活躍できています」

どうやら男性は、落とされた会社を使う側の立場になったようだ。スカッとした様子でこう結んだ。

「あのとき、不採用にしてくれてありがとうございました」

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ