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体験型スタジオ「Sync Fabric Studio」が初のイベント開催、AIを活用して現代の着物を考察

2024年03月11日 09:51  Fashionsnap.com

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 体験型スタジオ「Sync Fabric Studio」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」に関連して、渋谷ヒカリエで初のイベントを開催する。期間は3月14日から3月16日まで。

 「Sync Fabric Studio」は、ファッションディレクター山口壮大をはじめとする有志チームが2024年に開設。「自然環境」と「身体」の調和を目指し、環境に配慮したファブリックおよびプロダクトの開発、普及を目的に不定期にイベントを行うとしている。
 同イベントでは東京国立博物館協力のもと、「Algorithm-Formed Kimono」をテーマに、AIやデータシュミレーションを活用して「現代の着物」を考察。section1~3に分け、独自の製作プロセスを展示会形式で公開する。section1では、江戸時代の衣裳における見本帳を意味する「雛形図案」をAIに学習させ、新たなデザインが生み出される過程を見ることができる。
 section2では、着物の反物を100%使い切ることを目指し、数億通りのデータシュミレーションを経てロス率1~3%のパターンメイキングを提案。section3では、好みの図案、身体寸法、生地規格をシステムに入力し、オンラインオーダーを模擬体験することができる。

■Sync Fabric Studio オープンスタジオ期間:2024年3月14日(木)~3月16日(土)会場:渋谷ヒカリエ8F CUBE1、2、3