「鬼滅の宴」の出演者。(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 吾峠呼世晴原作によるTVアニメ「鬼滅の刃」のイベント「鬼滅祭 ~アニメ伍周年記念祭~」が、3月9日と10日に千葉・幕張メッセで開催された。
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アニメ「鬼滅の刃」の5周年を祝う「鬼滅祭~アニメ伍周年記念祭~」では、企画展示のほか、オープンステージ、アトラクション、オリジナルグッズ販売などを展開。また幕張イベントホールではステージプログラム「鬼滅の宴 -刀鍛冶の里編-」も実施され、「刀鍛冶の里編」の出演キャストたちによる、オリジナル朗読劇や生アフレコなどを行い、2日間で約2万人が来場した。
展示エリアのエントランスは、「鬼滅祭」のために描き下ろされたキャラクターがお出迎え。「刀鍛冶の里編エリア」では、作品を追体験できるギャラリー、制作資料、作品を彩るグッズやプロモーション素材など、「刀鍛冶の里編」を楽しめる展示が登場した。さらに炭治郎たちの前に立ちはだかった憎珀天の「石竜子」が巨大スケールのバルーンとなってお目見え。イラスト画廊エリアでは、「刀鍛冶の里編」を中心に250点以上のアニメイラストが展示されたほか、新章となる「柱稽古編」の特別エリアも用意された。
さらに対戦ゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」や、4月25日発売予定の「鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!を先行プレイできるゲームコーナーも。煉獄杏寿郎にお弁当を届けたり、宇髄天元とともに戦ったり、4体に分裂した半天狗を玄弥とともに倒したりと、「無限列車編」から「刀鍛冶里編」まで一気に楽しめるアトラクションも揃えられた。また炭治郎や善逸、伊之助らの“みに隊士”によるグリーティングなどでも来場者を盛り上げた。
オープンステージには、3月9日に下野紘、松岡禎丞、小西克幸、早見沙織、10日に花江夏樹、鬼頭明里、下野、松岡、花澤香菜、河西健吾、岡本信彦が登場。多くのファンで賑わう中、祝砲とともに「鬼滅祭」の開会を“ド派手に”祝した。9日にはキャストたちが新作ゲーム「鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!」に挑戦するミニゲームコーナーや、双六が趣味の善逸にちなんだサイコロトークなどで観客を盛り上げる。翌10日は、アニメ「鬼滅の刃」の放送5周年を祝福したトークが行われ、2018年にTVアニメ化が発表されたときの感想、舞台挨拶や映画などのエピソード、アフレコ秘話など「鬼滅の刃」にまつわるそれぞれの思い出をキャスト陣が振り返った。さらに英語版の吹替キャストである禰豆子役のABBY TROTT、善逸役のALEKS LEが参加し、「鬼滅の刃」への思いを語る場面も。そして「鬼滅祭」を締めくくる閉会式では、オーケストラの生演奏とともに作品の歩みを映像で振り返り、観客の大きな拍手と歓声とともに幕を下ろした。
3月9日に開催されたステージプログラム「鬼滅の宴」は、朗読と生アフレコを組み合わせた構成。2022年の上演から約2年ぶり、4作目となる「刀鍛冶の里編」として開催された。花江、鬼頭、河西、花澤、岡本のほか、シークレットゲストとして、下野、松岡、浪川大輔、山寺宏一、櫻井孝宏、早見、小西、杉田智和らが登場すると、会場は大盛り上がり。「刀鍛冶の里」の世界に入り込んだかのようなセットを背景に、炭治郎たちが「刀鍛冶の里」へ足を踏み入れ、甘露寺蜜璃や時透無一郎との出会いを経て上弦の鬼との戦いへ身を投じていく様子が、声優陣による迫真の演技で披露された。さらにMAN WITH A MISSIONとmilet、中川奈美らのパフォーマンスも行われ、アニメ「鬼滅の刃」5周年を会場全体で祝福した。なお「鬼滅の宴」は3月19日より配信予定だ。
■ TVアニメ「『鬼滅の刃』柱稽古編」
フジテレビ系列で2024年5月12日(日)から毎週日曜日23:15~23:45
※初回は1時間の特別編成
□ スタッフ
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン:小山将治
美術監督:矢中勝、樺澤侑里
美術監修:衛藤功二
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名豪
アニメーション制作:ufotable
□ キャスト
竈門炭治郎:花江夏樹
竈門禰豆子:鬼頭明里
我妻善逸:下野紘
嘴平伊之助:松岡禎丞
不死川玄弥:岡本信彦
冨岡義勇:櫻井孝宏
宇髄天元:小西克幸
時透無一郎:河西健吾
胡蝶しのぶ:早見沙織
甘露寺蜜璃:花澤香菜
伊黒小芭内:鈴村健一
不死川実弥:関智一
悲鳴嶼行冥:杉田智和
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記。