3月10日、2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000クラス 決勝が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝を飾った。2位は水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)、3位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)となっている。
決勝日は、風は冷たいものの青空にぽっかりと白い雲が浮かぶ好天に恵まれた。14周のレースは12時25分にスタートし、ホールショットを奪ったのは水野だった。中須賀、長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)の順で1コーナーに飛び込んでいく。
■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)決勝:優勝 「昨日の予選は悪天候で中止となり、今日は思った以上に気温上がったものの風が強かったです。ダンロップタイヤの長島選手はアウトラップから速いのは分かっていました。最初は付いていくのに必死でしたが、思ったよりも落ち着いて走ることができました」
■岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)決勝:3位 「金曜日の最後の走行で転倒してしまい、土曜日の予選もキャンセルとなってしまったので、転倒後に走ることができず、今朝のフリー走行で直してもらったマシンを走らせました。自分のウォームアップ性の課題が克服できないままレースを迎えてしまって、一度目の赤旗前は特にひどかったです」