おめでたいはずの結婚が原因で、友人と絶縁する女性は意外と多い。そんななか、離婚が原因で絶縁したという珍しい投稿が寄せられた。
兵庫県の40代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収150万円)は、25歳で結婚、そして妊娠した。幸せの絶頂にいた女性は、ほどなくどん底に突き落とされることになる。
「私の元主人が借金地獄であることを私は妊娠まで知らず、出産の頃には生活苦による離婚がうっすら見えていた」
「もう身も心もズタボロだった。人に話せる気力もなかった」
女性は、中学生の頃から親しかったAと大人になってからも連絡を取り合っていたが、それどころではなくなってしまった。
「なんとか立て直そうとしていたが2年後離婚。もう身も心もズタボロだった。人に話せる気力もなかった」
と当時の苦労を振り返る。
離婚後に女性は実家に戻ると、Aと共通の友人には話したようだ。その友人から話を聞いたAは、「なぜすぐに言ってくれなかったのか」と女性をなじってきた。これだけなら、Aは自分を頼ってこなかった女性に水くさいと言いたかったと思えなくもない。
しかし、実際は違ったようだ。Aに、
「昔から男選びが悪い。運がない。関わってもメリットなし。人として呆れた」
という陰口を叩かれていることを知り、「悲しくつらかった」と吐露した女性。友人にこんな暴言を陰で吐かれていたらショックを受けるのは当然だ。しかし女性は、Aに苛立ちを覚えつつも、幼子を抱えて離婚したばかりで、育児や家事、仕事に追われたため、Aに「わかって欲しい。言えずにいてごめん」と言う心の余裕がなかったと当時の心境を書いている。
結局、「わざわざ彼女と関わって、また悲しい気持ちになることから逃げた」と、女性のほうから別れを決めた。そうだとしても30年来の友人を失えば、感傷的になるものかもしれない。
「いつか私らがおばあちゃんになったら笑って会えるかな…と少しだけ望んでる。すぐに近況報告できなかったこと謝れたらいいな。ちょっとくらい離婚した私を励ましてくれても良かったんちゃうん?と笑って突っ込めたらいいな」
と結んだ。
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