宿泊先の旅館やホテルで金縛りにあった話を聞いたことはないだろうか。普段と違う生活リズムや慣れない場所で寝るストレスによって金縛りが起きるのだと聞いたことがあるが、実際にはどうなのだろうか。
70代の男性は現役で仕事をしていたとき、出張で泊まったホテルで金縛りにあった経験があるそう。「2階建の古く変な感じがした」ホテルだったが、寝るだけだったので気にせず泊まることにした。ところが……(文:國伊レン)
「隣のドアにペンキで大きくバッテンが書かれていて……」
チェックインして入室し、就寝するまでは何も起こらなかった。しかし、
「夜中に空のコンビニ袋をクシャとする音がしたと思ったらいきなり金縛りになりました」
突然、体を動かすことができなくなった男性。その間は心の中で般若心境を唱え続けていたが、そのまま眠りに落ちていった。
気が付くと朝になっていた。起き上がると、机の上に置いていたコンビニ袋が風もないのに床に落ちていた。前の晩に金縛りにあっただけに、嫌な想像をしてしまいそうだ。さらに、このホテルには不気味な点があった。
「チェックアウトしようと部屋を出た際、来た際には気づかなかったのですが、隣のドアにペンキで大きくバッテンが書かれていて、二度とここは使わないと思った覚えがあります」
金縛りが起こる仕組みは科学的に解明されているが、こうした不気味な出来事が重なると寒気を感じてしまう。
※キャリコネニュースではアンケート「幽霊はいると思いますか?」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/FTF1I3T7