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ホーナー追放を望むフェルスタッペン父、マックスのレッドブルF1離脱を画策との説

2024年03月07日 13:10  AUTOSPORT web

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2024年F1第1戦バーレーンGP クリスチャン・ホーナー(レッドブルチーム代表)とヨス・フェルスタッペン
 ヨス・フェルスタッペンがレッドブルF1チーム代表クリスチャン・ホーナーの退任を望んでいる理由は、息子マックスがレッドブルから自由に離れることができる条件を整えるためであるとの推測が持ち上がっている。

 マックスはレッドブルと2028年末までの契約を結んでいるが、契約書において、ホーナー、チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイ、あるいはモータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコが離脱する場合、契約終了前にマックスがチームを離れることが可能になる条項があるといわれる。

 ホーナーが女性従業員に対して不適切な行為をしたとの告発を受けてレッドブル社は調査を行ったが、この告発を却下することを決め、ホーナーは代表の座にとどまることになった。しかしヨスは、このままホーナーがチームの指揮を執り続ければ、チームがバラバラになる危険があると発言した。

 レッドブルの関係者によると、ヨスのこの発言の背景には、2026年にデビューするレッドブル・パワートレインズ製F1パワーユニットの開発が順調に進んでいないと考えている彼の不安があるという。そのためヨスは、息子を移籍させることを考え、契約解除が可能になるよう、ホーナーを退任に追い込もうとしているのではないかという推測が持ち上がっているわけだ。

 メルセデスは、2024年末でルイス・ハミルトンが去ることが決まっているため、2025年に空席があり、フェルスタッペンにとって魅力的な移籍先候補となるだろう。バーレーンではメルセデスF1チーム代表トト・ウォルフとヨスが話をしている姿が目撃され、うわさを加速させた。