元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンが、近日中に開胸手術を受けることが明らかになった。コバライネンとともにJRC全日本ラリー選手権に参戦しているRally Team AICELLOは3月6日、SNSを通じ、彼の病状と治療方針を示すチームリリースを発行。この中で現シリーズチャンピオンが胸部上行大動脈瘤の診断を受けたことを公表した。
また、同年から全日本ラリーでのキャリアをスタートさせると、コドライバーの北川紗衣とペアを組んだ2021年にJN-2クラスで全戦優勝を達成し、この年のシリーズチャンピオンに。翌年には最高峰クラスのJN-1にステップアップした。Rally Team AICELLOが走らせるシュコダ・ファビアR5でトップカテゴリーに挑んだコバライネン/北川組はここでも強さを発揮し、JN-1参戦初年度で戴冠。さらに、2023年も最終戦を待たずにシリーズ2連覇を決めている。