たくさんの人が憧れているタワマンだが、実際に住んでみないとわからないことも多い。そこで、今回はタワマンに住む人々の暮らしぶりを紹介する。
東京都の40代後半の男性（企画・マーケティング・経営・管理職／年収2000万円以上）は、
「タワマンだからというより、駅前であるという立地に利便性を感じてます」
と語る。しかし男性の住むタワマンは、駅前にあっても商業施設が少ないそうで、
「ショッピングや飲食の利便性は低いかもです。少し行けば色々あるので贅沢な悩みかもしれないです」
ほかにも不便な点があるようで、
「うちのタワマンに関しては駐車場数がそもそも少ないのと、SUVなどの車高の高い車のスペースが本当に希少なのが残念。うちは入居時に低高車（車高の低い車）に買い替えた」
と明かした。（文：谷城ヤエ）
「タワマンに住んでる人は基本的にルールを守る人が多い」というが…
東京都の40代後半女性（事務・管理）は便利なところとして、
「24時間ゴミ出しできる」
「宅配ボックスがたくさんある、クリーニングも宅配ボックスで出せる」
「コンシュルジュに相談できる」
「キッズルーム、スタディルーム、サウンドスタジオ、会議室、パーティルーム、ゲストルームなど、使いたいときに借りることができる」
「自転車がレンタルできる」
と、たくさん挙げた。また「コンビニが一階に」あり、「コンビニでマンションの部屋に合う電球が買える」ため、電球を切らしても困らずに済みそうだ。住人の雰囲気についても言及した。
「タワマンに住んでる人は基本的にルールを守る人が多い。壁が厚くて隣や上下の音が気にならない」
また女性の住むタワマンでは「季節のもの、クリスマスツリーや門松など置いてくれる」ようだ。エントランスやロビーを飾るマンションは珍しくないが、タワマンの広々とした空間ではさらに映えそうだ。
気になる点としては、
「外国人の子どものマナーが悪い。外国人が車止めに車を置きっぱなしにする」
「日当たりが悪い方向だと植物が育たない」
「上層階はエレベーターで耳鳴りがする」
「マンションのトランクルームの数が少ない」
「キッズ駐輪場の数が少ない」
と挙げた。また男性同様、「大きい車の駐車場数が少ない」という。駐車場問題はタワマンに住んでいる人のなかでは、よくある問題なのだろうか。
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