2月29日~3月1日、三重県の鈴鹿サーキットで2024年のスーパーGT GT500クラスに参戦する15台が集ったGT500メーカーテストが行われたが、2日間4回のセッションのうち、3セッションでトップタイムを奪ったのが、2023年のチャンピオンカーであるau TOM'S GR Supraだ。ドライブした坪井翔と山下健太のふたりは、ここまでのオフのメーカーテストで得ている手ごたえ、タイムに好感触を得ているようだった。
2023年のGT500クラスで坪井と宮田莉朋のコンビでチャンピオンを獲得したTGR TEAM au TOM'Sは、2024年に向け海外に活動の場を移した宮田に代わり、TGR TEAM ENEOS ROOKIEから山下健太が加入。1995年生まれの同い年のふたりがコンビを組むことになった。
そんなふたりは、マレーシアのセパンで行われたウインターテストでは開発車両の90号車を中心にドライブ。2月7~8日には岡山国際サーキットでテストをこなすなど、ここまでメーカーテストを続けてきたが、岡山での2日間の最速となっていたのがau TOM'S GR Supraだった。